技術・製品工業部品メッキ

工業部品メッキ 技術一覧

金メッキ
[工業部品メッキ] 金メッキ

熱伝導、耐食性ともに良く、高温でも使用できるといった特性を持っています。
また、装飾品の色調を得るために用いられます。
当社においては仏壇、仏具の装飾用メッキを取り扱っておりますが、工業部品でも取り扱っております。

銀メッキ
[工業部品メッキ] 銀メッキ

銀メッキは、電気伝導性、熱伝導性も非常に優れています。
普及は広範囲で、装飾品、洋食器をはじめ、最近では航空機、電子機器部品など工業用でも活用されています。
当社においては自動車の電子部品や工業用めっきとして広く対応しております。銀メッキに関しては電子部品となるため精密な要素が多く精度の高い製品となっております。

ロジウムメッキ
[工業部品メッキ] ロジウムメッキ

ロジウムは化学的に安定しており、酸化・変色もほとんど起こしません。
伝導性、耐食性、耐熱性、耐摩耗性、反射率などが優れています。
電子機器や精密機械などに利用されています。
当社においても工業系メッキで電子部品やコネクタ等に対応しております。

亜鉛メッキ
[工業部品メッキ] 亜鉛メッキ

亜鉛は鉄と組み合わせて腐食環境におく事で、亜鉛が優先的に腐食します。
それにより鉄を錆から守る効果があります。
また、もともと安い金属(値段)であること、薄い皮膜でも優先的に鉄を守る効果があるために広く産業界で用いられているメッキです。

銅メッキ
[工業部品メッキ] 銅メッキ

銅は熱伝導性、電気伝導性が高い金属であり、特有の赤みの色調を有しています。
銅メッキは、素材の特性を活かして、鉄鋼や銅合金、亜鉛ダイカスト、プラスチック、セラミックスなどの様々な素材に装飾用、機能用として幅広く利用されています。
装飾目的としては、赤みの色調がそのまま利用されることもありますが、銅は変色しやすいため、最上層メッキよりも下層メッキとして使用される場合が多いです。
機能目的としては、高い電気伝導性と展延性が電子回路の性能と信頼性に寄与しています。
また、銅メッキはメッキの際多様な添加剤を使用することで、性質が大きく変化するもの特徴の一つです。
銅メッキには 青化銅メッキと硫酸銅(光沢)メッキを当社では対応しております。

三価クロメート(黒クロメート/有色クロメート)
[工業部品メッキ] 三価クロメート(黒クロメート/有色クロメート)

亜鉛メッキだけでは亜鉛が簡単に酸化され腐食(白錆)するため、防錆効果と外観を向上させるために、後処理としてクロメート処理されるのが一般的です。
当社においては、大手電機メーカーのネジを提供しております。
サイズは、精密ドライバーで使うネジから取り扱っており様々なサイズに対応しております。

ニッケルメッキ
[工業部品メッキ] ニッケルメッキ

ニッケルメッキの特徴は、 装飾性に優れている。(金属光沢)
適度な耐食性、耐摩耗性、耐薬品性などの物理特性をもちます。
鉄素材に対しては、亜鉛メッキの防食効果である、腐食しにくい被膜で素材を被覆し保護します。
処理コストも比較的低いため、装飾目的や機能性の向上などに対応いたします。

パシペート処理
[工業部品メッキ] パシペート処理

前処理工程で不純物を除去した後に、硝酸等で修復した表面に不動態化皮膜を再度生成させることで、本来のステンレスの状態に戻すことで耐食性を戻す処理がパシペート処理です。
パシペートにトップコートを塗布したものもあります。
当社では工業メッキのネジでパシペート処理をしてお客様へ提供しております。

キリンス
[工業部品メッキ] キリンス

熱処理した銅や銅合金(真鍮など)は、表面が不純物におおわれていますが、キリンス処理を施すことにより驚くほど綺麗な光沢表面になります。
キリンス処理は、酸洗いを応用した銅・銅合金の化学研磨法になります。
製品を硫酸と硝酸の混合液に短い時間に浸漬して水洗いの作業を繰り返しますと銅や銅合金の表面が磨かれますので、綺麗に光る新たな表面になります。

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